- お墓を求めるのはいつがよいのでしょうか?
- いつ建てたらよいという決まりはありませんが、一般的には、遺骨はあまり長く自宅に置かない方がよろしいので、可能でしたら四十九日の法要までに納骨されるのがよろしいでしょう。
それが無理でしたら一周忌の法要までにお墓を建てて納骨するか、三回忌までには行なってください。
- 生前墓が最近多いというのは本当ですか?
- 生前にお墓を建てることを寿陵(墓)と呼び、古来中国では長寿を授かる縁起の良いこととされていました。お墓を建てるということは、費用面・労力面においても大変なことです。
最近では「子供に負担をかけたくない」「自分の納得のいくお墓にやがて入りたい」などという理由から、寿陵墓を建てられる方が増えてきました。
また、お墓や礼拝物などは相続税の対象になりませんので、その分のお金は生前の資産から差し引かれ、後に残った家族の相続税の負担を軽減することが出来ます。
不動産取得税・固定資産税などもお墓に関してかからないので、税金の心配は無用です。
- 開眼法要について教えてください。
- 呼び名は開眼式、入魂式、おあたまし等とも呼ばれています。
お墓は建てただけでは「もの」に過ぎないとされています。
開眼法要を行なうことによって、魂が入り「もの」から仏塔になります。
お寺さんにお経を読んでいただき、墓前に御供物をおきます。
線香・ローソク・お花・塩・紅白餅・御酒・の他に
山のもの・・・長いも
海のもの・・・昆布、寒天など
野のもの・・・大根 など
果 物 ・・・りんご、バナナ などをお供えします。
宗派によって御供物品は異なりますのが、当社ではお客様に代わって開眼法要の御準備もすべてさせていただいております。
- ペットも一緒のお墓に入れますか?
- ペットの納骨は墓地管理者に断られるケースが多く、まれに民営墓地でご自分の墓所内にペット慰霊碑を建てられる場合もあります。
ペット専用の霊園で手厚く葬ってあげることがよろしいかと思います。
- お墓をきれいに保つには?
- まずは御先祖様に対する奉仕の気持ちを忘れず掃除をすることが大切です。
枯れた花、線香・ローソクの燃えカスは取り除き、墓石に水をかけてスポンジで丁寧に磨きます。(墓石の水垢取り用スポンジも市販されています。)手の届かない場所を磨くには、石にのぼってもかまいません。文字が彫ってある所は歯ブラシを使うとよいでしょう。 また、お酒やお供え物の糖分が、墓石にアクを付着させる原因ともなりますので、お参り後はお持ち帰りください。